デロリアン完成

 お久しぶりです。ブログの更新とはなかなか大変なもので、私は今までたくさんのブログの亡骸(１ヶ月以上更新されていないため広告を載せられているもの)をこの目で見てきました。このブログもそうなっていたのですが、それではあまりに可哀想すぎる。まだ頑張れるはずだ。完全に愛着が湧いていますので、チマチマ更新していこうと思っています。

 ブログを書いてない間も私は生きていました。8月にはデアゴスティーニで定期購読を続けていたデロリアンが完成していたのですが、ここでの報告を怠っておりました。ごめんなさい。

 ということで、完成したデロリアンです。全130号、制作期間2年6ヶ月、総額231,409円という数字の暴力が襲いかかってくるようです。

 やはり分冊百科としてチマチマとパーツが送られてくるだけあって、１つ１つのパーツが細かく造形されています。アラを探せばいくらでも見つかりますが、それも愛嬌です。

 デアゴスティーニなどの分冊百科の良いところは、なんと言っても自分で組み立てることにあると思います。例えばこれが完成品として同じクオリティで販売されているとすると、それは恐らく10万ちょいくらいの値段でしょう。実際ホットトイズの1/6デロリアン(デアゴは1/8)は72,000円でしたし。厳密に言うとあれはプラスチック製で、こっちはダイキャスト製なのでクオリティに差はありますが。

 しかし、上でも言っているようにこのデロリアンは23万円します。本体を10万円だとして、残りの13万円はなんなのか。そう、作る楽しみです。毎週来るパーツをコツコツと組み立てて、2年半かけて１つの車を作る、最高じゃないですか？ダイキャスト合金のパーツが届けば喜び、ほっそい輪ゴムみたいなのが届けば嘆き悲しみ。一喜一憂しながら、それすら楽しみながら組み上げていくのです。割合的には7:3くらいで憂の方が勝っていましたけど…

 なにはともあれ、無事に完成させることができました。途中何回か挫折しかけたりでっかいミスをしたりしましたが、どうにかなったのでひと安心です。完成させたのは1ヶ月前なんですけどね。

 ヘアライン加工がきちんとされている点でもこのデロリアンは造形物として評価できるものに仕上がっていると言えます。美しい。

 2年半前、当時大学受験を終えたばかりの私は当時交際していた女性とのデート中にこのデアゴデロリアンの創刊号を購入しました。その女性とはだいぶ前に破局しているのですが、私がインスタグラムにデロリアン完成の報告を投稿したら連絡が来て、この前一緒に飲みに行きました。楽しかったのですが、当時とはお互いだいぶ変わってしまっていてなんだかとても悲しかったです。人は変わるものですね。思い出はいつまでも思い出のまま、そっと心の引き出しにしまっておいた方が良いのかも知れません。

 な？デロリアン。

デロリアン「ｳﾝ!」