エフェクター酷使④ 〜TC Electronic PolyTune 2〜
こんにちは。先日ギターの弦を久し振りに切りました。だいたい2ヶ月に1回のペースでエリクサーの09〜42を張り替えていたのでここ2年ほどは弦を切ることがなかったのですが、久々にプッツンキレました。弦が切れたときのあの「ハッ」という感覚が懐かしかったです。
さて、私の所有エフェクターを紹介するのも久し振りですが、TC ElectronicのPolyTune 2の方を紹介したいと思います。3じゃなくてごめんなさい。
高校1年の1月頃に買いました。サウンドハウスで、普通に定価12600円でした。当時は2が最新で、ドヤ顔でライブしていたのを覚えています。1と2では性能以外にデザインも若干違うんですよね。
こちらが初代PolyTuneです。Polytuneの文字が左に寄っていたり、tcのロゴが大きかったりと、細かな違いがあります。2の方がスタイリッシュで好きです。
PolyTuneには大きな特徴が3つあります。
「全ての弦を同時にチューニングできるポリフォニックチューナー」「高輝度LED」「+/− 0.1セントのチューニング精度」です。
これは凄まじいことで、初代PolyTuneが発売された頃は結構な話題になりました。
現在でも定番であるBOSSのチューナーTU-3のチューニング精度が+/− 1セントであるのに対し、単純計算でそれより10倍も高精度なのです。チューナーの精度の基準を大きく変えたエフェクターとも言えるでしょう。
高輝度LEDも気に入っている点の1つです。PolyTune 2は初代よりもより明るく、暗いライブハウスでの視認性も抜群です。ぶっちゃけ他のフットチューナーで見えなかったなんてことはありませんが、チューナーは明るければ明るいほど良いですよね。
部屋を暗くして適当に撮ってみました。分かりづらいですが、めちゃくちゃ眩しいです。初めてライブハウスで使用したときの興奮が忘れられません。
もう一つの特徴であるポリフォニックチューニングですが、実は私、全く使っていません。6本の弦を全て同時にチューニングできるのですが、結局1本1本やっていった方が正確なんですよね。この機能、私と同じように使用していない人も多いと思います。目玉機能なんですけどね。
その他にもいろんな機能が付いているPolyTune 2ですが、私が感動したのが、パワーサプライから電源を供給する際、余った電力を他のエフェクターに供給できる機能です。所謂デイジーチェーンです。これには大変お世話になっています。
頭の部分にDCプラグの刺せるin/outがあり、outから他のペダルのinにDCケーブルを接続するだけです。歪み系は電力を多く使うのでこの機能は使用しませんが、ワウペダルや空間系なら全然カバーできるので、よくその辺りのペダルに電源を流し込んでいます。「パワーサプライのアウトプットの数より1個多くエフェクター使いたい!」というときなどに便利ですね。
ここまでずっとPolyTune 2の話です。今はもう3が出ているので、そちらの購入をオススメします。あくまで所有エフェクターの紹介なので2を紹介させていただきました。
PolyTune 2は、まあ当たり前なのですが一番使用しているエフェクターです。どのようなバンドでも必ずエフェクターボードの先頭に立ってくれています。私の場合はアン直にすることは決して無く、使用する音がマーシャルの歪みだけの場合でも、チューニングとミュート用にPolyTuneをセットしています。
年末の大掃除の際に発掘したのですが、高校1年の12月まではKORGのクリップチューナーを使っていました。落として折れてしまったのですがセロハンテープで補強して使い続けていました。
サカナクションのシール。セロハンテープが黄ばんでいるのが時代を感じさせます。電池は切れていました。