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エフェクター酷使② 〜Leqtique 9/9〜

 こんにちは。今日は国産メーカーLeqtiqueから発売されているディストーション、9/9を紹介したいと思います。ナインナインと読みます。9月9日ではありません。f:id:hajioz:20180926203509j:image

今では塗装がハゲまくってボロボロですが、味があっていいと思っています。Leqtiqueのエフェクターは使い込まれた雰囲気を出すためにあえてハゲやすい塗装をしているんだそうです。f:id:hajioz:20180926203739p:image購入したのは4年前ですが、こんなに綺麗でした。

 ツマミは左からボリューム、音の太さを調整するボトム、ゲインです。小さいツマミは高音域を調整するトレブルです。ツマミの数は決して多くはありませんが、それぞれの設定できる範囲が非常に広く、さまざまな音を作り出せます。ゲインは0から歪んでいて、ギリギリオーバードライブと呼べないこともないくらいの歪みになります。MAXまであげると、いい意味で耳を劈くような激しいディストーションとなります。ボトムは所謂トーンのような使い方をするのですが、1時ぐらいから音が明るくなり、粒立ちがよくなります。逆に下げるとこもった感じの音になり、これはこれで使い勝手抜群です。ボトルとトレブルを調整すれば、解像度の高い音から中域が強く出るサウンドまで幅広く設定できるのです。

さらに、蓋を開けると基盤の上に青いスイッチがあります。f:id:hajioz:20180926205031p:imageていうかめちゃめちゃ基盤きれいにまとまってるなおい。

なんとここにMid-Cutツマミがあり、中音域を調整できるのです。0だと全くカットされていない状態で、ツマミを回していくとだんだんと中域が削られていきます。3時以降になると急激にカットし始め、MAXまで回すと超ドンシャリ状態となります。あまり頻繁にいじることはありませんが、ケースの中にあるこのツマミが最も音の印象を変えるツマミです。このツマミを基盤に置いたのは、単にこのツマミをあまり使わないからというだけでなく、表面にツマミを多く設置したら見た目が損なわれるから、というこだわりもあるからなのでしょうか。現にレクティーク のペダルはツマミの数が少ないものが多く、シンプルな見た目をしています。

 私はこのエフェクターを、ギターを始めたときから今までずっとメインのディストーションとして使っています。というか、MXRのFullbore Metal(めっちゃ歪むヤバいヤツ)と9/9以外にディストーションを所持していません。そんな奴がディストーションペダルを紹介しても他製品との比較ができないから意味ないだろ!と思う人もいるかもしれませんが、逆に言えばエフェクター大好きでオーバードライブばっか買っている私が他のディストーションを欲しいと思わないなんて、とんでもなく素晴らしいエフェクターなのではないでしょうか。大好きです。

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 そういえば、Leqtiqueのエフェクターって蓋の裏に文字が書いてあるんですが、これなんて書いてあるのかサッパリなんですよね。英語と数字なのは分かるけど…